GAME
僕は、約30年間に渡り立場の違いこそあれ建築業界に、施工管理技術者として生きて来た。
現在も、そうである。
僕は、今後の建築業界がどうなのか?
と言う事に関して、こう予想している。
現在、建築業界は、数十年に1回の好景気で、仕事をお断りするぐらいの状況である。
僕は、年齢的には2年間の浪人期間があるので、
社会に出てすぐぐらいにバブルがはじけた年代なので、その恩恵は、ほとんど受けていない。
その後、この好景気になるまでの暗黒時代を現場所長として過ごして来た。
予算は、絞られ利益率は、1桁台又は今の消費税ぐらい。
それを寝るまも惜しんで働いてその利益率だった。
現場は請負い金額1億に対して1人の人件費と言う計算で、つまり2億で2人だ、それでは、1.8億はどうか?
1人なのだ!
1.8億のものを何から何まで1人でやると言うのは本当に大変な事だった。
それでも歯を食いしばって頑張った。
そして病気になった。
今は、それまでの暗黒時代を抜けてその何十年分のうさを晴らすかのような好景気だ!
ただし内情はそうでは無い。
作業員の高齢化、管理技術者の高齢化及び不足。
以前、これほどテレビCMをゼネコンなどは、打っていなかった事からも人材確保は深刻な状況にあると言うのが想像が着く。
私のような資格を持っている人間には、本当に高額オファーが、すごい。
ただし、私は現場に戻る気は無い。
水上側で、業界自体を変えるべく努力していこうと考えている。
この好景気もオリンピックまでだと予想が着く。それは、歴史的に想像が着く。
だから多分又、暗黒の時代がやってくると予想
している。
潰れる会社も多くあると予想される。
それは、結局のところ施主側の感覚が変わらないと根本は、変わらないのだと思う。
それでも仕事は有るじゃあ誰がやるのか、一つは、外国人、それとロボット、実際にもう大手の一部では実際にロボットが工事をしている。
もうすぐそこまで、AIの波が建築業界にも来ている。
それと悪い事ばかりでは無い、やる人が少なくなれば需要と供給のバランスが崩れて、単価が上がる。
今後くる暗黒時代を乗り越えて残ったところは、生き残り高い単価を獲得する。
ただし僕のような、駄目サラリーマンのコスプレ男には、あまり関係無い事である。
そもそも、僕は、ゲームをしているだけなのだから!
だから、この想像も単なる僕のゲームに過ぎない。