UNZOO ひとり動物園始めました

我が家の小さな家族と僕の日常

目一杯生きる

人生何がいつどう言う事になるかわからない。

以前僕は、ある上場企業にいたのだが、M&Aによってある会社に買収された。

その際、常務としてやって来たのは34歳の京大卒の方だった、まぁ社長自体も40歳で確か僕より一つしただったから、経営者と言うよりは投資家と言う感じの方だったし、現在も、すごくご活躍されております。

話は、戻りその常務さんですが、大変優秀な方だったと言うのだけは、記憶しております。

しかし、思ったように業績が上がらず、2年ぐらいで退任したと記憶しております。

その方を次に見たのは、テレビの番組、確か夕方だったかなぁ

少年隊の東山さんが司会をしている番組で、ある医師が、病気で話す事がままならない方向けに、PCのキーボードを叩くと音声になって喋ってくれると言うもの。

そのキーボードを叩いていたのが、その元常務だった!
彼は難病におかされており、車椅子に乗り、その当時は、あるプロサッカーチームの社長であった。

病気が進行すると、喋る事も出来なくなるとの事で、テレビ取材の時は、おぼつかないが、到底あの当時の彼とは別人になっていたが、サッカーチームの社長は、続けており、車椅子で動ける限りは、頑張ると、語っていたのが印象に残っている。

まだ、お子様も小さく、30代でこれからと言う時に、なんと言う事かと思っていた。
その後、スポーツ新聞か?週刊誌で、彼が社長の職を退いた事を知った。

その頃僕は、自分にも病が、忍び寄って来ているなど想像もしなかった。

今、彼がどうなったかはわからない。
又、調べる必要もない。

ただ、人生って何がいつどうなるかなどわからない!

だから、目一杯生きないといけないのだと思う。